COXスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
今回はモータースポーツのお話を少々。
皆さんはモータースポーツお好きですか?
COXの中にはモータースポーツを担当している部門があり、1. レースシリーズの運営、2. レース車両のテクニカルサポート&メンテナンス、3. 参戦マシン用パーツの供給&参加車両購入窓口などが主なものです。
この3つを一挙に紹介すると、きっと読み飽きてしまうと思うので、今回は「1.レースシリーズの運営」のうち、現在COXが運営事務局を担当しているポルシェジャパン主催の2つのシリーズを少しご紹介します。
1つ目は、2001年から22年間続いているシリーズ「ポルシェカレラカップジャパン(略称 PCCJ)」。そしてもう1つはPCCJの下位カテゴリとして2010年からスタートし2019年に「ポルシェスプリントチャレンジ ジャパン(略称 PSCJ)」へと名前を改めた(旧 ポルシェ GT3カップ チャレンジ ジャパン)シリーズです。
PCCJ用車両は “カップカー”と呼ばれる 911 GT3 Cupの最新型(Type992)を使用し、PSCJ車両は1〜2世代前のPCCJ用カップカー(Type991)と718 ケイマン GT4 Clubsport Competitionという車両を使用します。ここでマシンの主なスペックについてPCCJ用車両を例に少しご紹しましょう→車重1,290kg、3,996cc (510馬力)自然吸気水平対向6気筒エンジン、6速バドルシフトを備えたRR(リアエンジン&リア駆動)のマシンです。
このシリーズはどちらも、世界で開催されている多数のポルシェワンメイクレースシリーズに数えられるイベント(= ドイツ Porsche AG 公認シリーズ)なので、シリーズ(年間)チャンピオンなどを獲得すると、Porsche AG がドイツで開催する年間表彰式に世界の選手と共に招待されるチャンスも備えているのです。
年間レース数は、今年はPCCJが11レース、PSCJは8レースでした。それぞれの日程で国内を舞台にした熱い戦いを経て2022年シーズンも無事終了しました。ちなみに、PCCJの最終戦は恒例のビッグイベントとして、10月のF1日本グランプリ(鈴鹿)のサポートレースという形で行っているのですが、近年のコロナ等の事情もあり今年は4年ぶりの開催が叶いました。
12月ということで、国内のレースイベントの多くはシーズンオフに入りましたが、このオフ期間は、世の中のさまざまなモータースポーツに関わる方々をはじめ、わたしたちにとって翌シーズンの新たな戦いのドラマを迎える大事な準備期間なので、冬眠してはいられません!
これからも不定期にこうしたモータースポーツのお話もご紹介させていただきます。
こうした記事なども通してモータースポーツに興味を持っていただける方が増えると嬉しいです。
それではまた。