Golf7のイグニッションコイルとスパークプラグの交換を行いました。
どちらもエンジンを動かすための重要な部品なので深刻な不具合が発生する前の定期的な交換がお勧めです。(イグニッションコイル交換時はプラグも交換しておくのが基本となります)
イグニッションコイルは概ね10万kmで交換時期を迎える部品ですが、以下の症状が出始めたら10万km前でも交換が必要な場合があります。
■加速が弱くなる:混合気をうまく燃やせなくなるため本来の出力を出せずに加速力が低下します。
■車体が振動する:イグニッションコイルに不具合が生じるとエンジンの振動バランスが狂い、車体の振動が大きくなることがあります。
■アイドリングの回転数が不安定になる:エンジンが止まりそうになったり、回転数が上下する現象が起きる場合があります。
■エンジン警告灯が点灯:ミスファイアリングを検知し警告灯が点灯します。初期段階では点いたり消えたりする場合もあります。
■エンジンがかかりにくくなる:正しく点火しないためエンジンがかかりにくくなります。
今回交換した車両は高速道路走行時の加速に違和感を感じた直後にエンジン警告灯が点灯。すぐに消えましたが診断機でミスファイアリングの症状があったことを確認しました。
走行距離(100,000km)からしてもイグニッションコイルに問題ありと判断し交換となりました。
作業はエアクリーナーボックスを外し、イグニッションコイルとプラグを交換します。
イグニッションコイルとプラグを装着したらエアクリーナーボックスを戻して作業完了です。
交換後は高速道路での加速時の違和感も解消し、警告等も点かなくなりましたのでやはりイグニッションコイルがダメだったようですが、今回の交換で当面はイグニッションコイルを心配すること無く走行することが出来そうです。